関東の香典の相場とマナー
香典は、友人・同僚・近所なら5,000円、祖父母や親戚なら1万〜3万円、親や兄弟姉妹なら5万〜10万円が目安です。宗教で表書きが変わるので、袋の選び方も合わせて確認してください。
最終確認: 2026-10-27
関東の香典の傾向
通夜・告別式のどちらでも渡せます。香典返しは四十九日のあとに送る「後返し」が基本ですが、当日返しも増えています。
対象: 茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県。全国の目安を見る
金額の目安(関係・年代別)
通夜・葬儀に参列する
会社の連名や、故人との付き合いの深さによって上下します。近い親族ほど高くなります。
| 関係 | 20代以下 | 30代 | 40代以上 |
|---|---|---|---|
| 自分の両親 | 50,000円 | 100,000円 | 100,000円 |
| 配偶者の両親 | 50,000円 | 100,000円 | 100,000円 |
| 兄弟姉妹 | 30,000円 | 50,000円 | 50,000円 |
| 祖父母 | 10,000円 | 10,000円 | 30,000円 |
| 叔父・叔母 | 10,000円 | 10,000円 | 30,000円 |
| いとこ・その他の親戚 | 5,000円 | 10,000円 | 10,000円 |
| 友人・知人(本人) | 5,000円 | 5,000円 | 10,000円 |
| 友人・知人の家族 | 3,000円 | 5,000円 | 5,000円 |
| 同僚(本人) | 5,000円 | 5,000円 | 10,000円 |
| 同僚の家族 | 3,000円 | 5,000円 | 5,000円 |
| 上司(本人) | 5,000円 | 10,000円 | 10,000円 |
| 近所の人 | 3,000円 | 5,000円 | 5,000円 |
袋の選び方と書き方
- 水引
- 黒白または双銀の「結び切り」(あわじ結び)。蓮の絵柄の袋は仏式専用です。
- 表書き(仏式)
- 四十九日前は「御霊前」、後は「御仏前」。浄土真宗は通夜から「御仏前」を使います。宗派がわからないときは「御香典」が無難です。
- 表書き(神式・キリスト教)
- 神式は「御玉串料」「御榊料」、キリスト教は「御花料」(カトリックは「御ミサ料」も可)。
- お札
- 新札は避けます(準備していたと思わせるため)。新札しかなければ、一度折り目をつけてから入れます。
- 墨
- 四十九日までは薄墨(「悲しみの涙で墨が薄れた」の意)、以降は通常の濃い墨で書きます。
- 金額の数字
- 4と9は避けます。2万円など偶数を避ける人も多く、迷ったら奇数(3,000・5,000・10,000・30,000)にします。
- 渡し方
- 袱紗に包み(紫・紺・灰色などの寒色)、受付で「このたびはご愁傷さまです」と一言添えて両手で渡します。
マナー
- 「重ね重ね」「たびたび」などの重ね言葉や、「死ぬ」「生きる」など直接的な言葉は避けます。
- 通夜と告別式の両方に出る場合、香典はどちらか一方で渡せば足ります。
- 連名で出す場合は、袋に代表者の氏名を書き、中袋に全員分の氏名と金額を書きます。
お返し
香典返しは、いただいた額の1/3〜1/2(半返し)が目安です。葬儀当日に渡す「当日返し」(2,000〜3,000円程度)と、四十九日のあとに送る「後返し」があります。
よくある質問
新札は本当に使ってはいけませんか?
「あらかじめ準備していた」と受け取られるため避けるのが一般的です。新札しかないときは、一度折り目をつけて使います。
「御霊前」と「御仏前」の違いは?
四十九日の前は「御霊前」、後は「御仏前」が仏式の基本です。ただし浄土真宗は、亡くなってすぐ仏になるという教えから、通夜から「御仏前」を使います。宗派がわからないときは「御香典」を選びます。
香典を辞退されたときは?
「ご香典は辞退いたします」とある場合は、持参しません。弔電や、後日の供花などで気持ちを伝えます。